親が自己破産したら子供への影響は?

自分が親であるにも拘わらず自己破産してしまい、子供の将来の就職や結婚に支障を与えるのではないかと心配する人を頻繁に見掛けます。
実は自己破産というのは、申立した本人だけに効力がある制度で、そのダメージが子供やパートナーなど他の家族に大きく響く事がないのです。
ただ自己破産のデメリットの1つに破産者名義の持ち家や車を所有してた時は、処分対象として手放すのが義務付けられているので、その場合は共に暮らす家族への影響は少なからず避けられないでしょう。
そして自分が自己破産した事によって、子供自身が大きな買い物をする時にローンを組んだり、新しいクレジットカードを作成する時の審査の際に障害になる事は基本的にありません。
ただ比較的大手の銀行などの金融機関で子供がローン審査を受けた場合に、自己破産者が家族に存在すると判明したときは、稀に融資を断ってくるケースもあります。
しかし破産事故を起こした事で掲載される信用情報は、事実上の親子関係であっても、全くの別人格として扱われるのがルールなので、子供に直接影響する事例は殆どありません。
また、ローン会社や消費者金融が申込本人の信用情報を開示する時は、必ず本人の了承と同意が必要になっています。
つまり金融機関が本人以外の家族の個人情報まで閲覧し、その情報を使用または検索するのは法で禁じられているので、親のブラック情報が子供に悪影響を及ぼす事は有り得ません。
ただ気を付けたいのは子供が仮に車や住宅のローンを組む時で、自己破産した親は個人情報がクリアになるまでの期間中は、子供の保証人になる事は不可能になっています。
その点さえ気を留めていれば、子供の日常生活に何ら影響を及ぼすことは殆どありませんので、一刻も早く親御さん自身の更正を図っていきましょう。